〈そればかりか、古い『地球の歩き方』を読んでいた時、「古いガイドブックを持って旅したら、うまくいかないことだらけなので、『どうにでもなれ。なんでもこい』と開き直り、かつ、未知との遭遇率がアップするため、かえっておもしろい旅になるんじゃないか。つまり、はなから備えがなければ、そもそも憂いもなし、でしょ?」と独り言をつぶやいた……ソナウナ〉
「カンポ・グランジ(ブラジル中部)には、1万2000世帯もの日系人が暮らしている。そのほとんどが沖縄出身者の子孫であり、ブラジルに持ち込まれた沖縄の食文化は、カンポ・グランジの郷土料理のひとつとして定着している」
(↑ガイドブック『地球の歩き方 ブラジル ベネズエラ』2012〜2013年版より)